こんにちは!東大生ライターの上松です。
皆さんは社会は得意でしょうか?
社会は暗記や記述問題だけではなく、データの読み取り問題も出題されるので対策は一筋縄ではいかない教科となっています。
高校入試の問題でも、以前と比べると暗記の問題だけではなく、データの読み取りの問題や記述も代の割合が増加している傾向にあります。
この記事では、現役東大生ライターの中学社会の特徴を分野別に分析したうえで、押さえるべきポイントを3つ厳選しています。
中学社会の特徴を分野別に分析!
中学で扱う社会は主に「地理」「歴史」「公民」の3分野からなっています。
同じ社会の枠組みではありますが、それぞれの分野の特徴や出題される問題の種類は違うので、ここからは各分野の特徴を詳しく見ていきましょう!
資料の読み取り力が問われる地理
地理では、世界や日本全国の気候や文化、地形について学びます。
地理の分野は各地域の特徴を体系的に押さえておく必要があるので、農作物の生産量や各工業地帯の特徴を一つ一つグラフと一緒に理解しておかなければいけません。
また、出題される問題も語句を答える問題のみならず、記述問題や資料の読み取り問題も多数出題されるので、これらに対応できるような力も求められます。
とにかく暗記が重要な歴史
中学の歴史では主に日本の歴史について扱います。
中学の社会の分野の中では、歴史は最も暗記が多い分野といえるかもしれません。小学校で習ったことよりも詳しい内容を扱うほか、日本の歴史のみならず、宗教についてや、ヨーロッパなどの地域で起きた出来事も押さえておかなければいけません。
また、暗記の際には歴史上の出来事や人物を関連させて覚えることが重要になります。
意外と苦手な人が多い公民
公民は主に現代の日本の政治や社会の仕組み、憲法について学ぶ分野となっています。
歴史や地理と比べると、なかなか興味を持ちにくい分野だと感じる人も少なくはないでしょう。
特にこの分野は中学3年になってから学習がスタートする場合が多く、入試までに十分な対策ができない受験生も少なくはないので、公民の分野はライバルに差をつけやすい分野となっています!
中学社会を攻略!押さえておくべき3つのポイント
各分野の特徴がわかったところで、ここからは中学社会の攻略法について解説していきます!
様々な出題形式がある社会の問題ですが、実は重要なポイントはたったの3つです!
これをマスターして定期テストでも高校入試でも高得点を目指しましょう!
暗記を制して社会を得意に!
一つ目に紹介するのは暗記の攻略法です。
みなさんはこんな経験をしたことがありますか?
「覚えたつもりだけど、試験本番でなかなか書けない」
勉強をしっかりしていても、暗記が不十分の場合は暗記のやり方を見直す必要があります。
そこで意識してほしいポイントが、「重要語句を自分でも説明できるようにする」ということです。自分で語句の意味まで説明できるようになっておくと、重要用語を答える問題で間違えないことはもちろん、記述問題にも効率よく対策することができます!
目安としては、教科書の太字になっている語句はすべて友達に説明できるくらいにしておきましょう!
記述問題は抜かりなく書いて満点回答を!
記述問題では
「なんとなくはわかっているけど言語化することが難しい」「いつもどこかを減点されてしまう」といった悩みを抱えている人が多いです。
社会のみならず、理科やその他の教科の記述問題でもなかなか満点を取ることって難しいですよね。
そんな時に意識して欲しいのが、5W1H です。
「誰が・なにを・どこで・いつ・どうして・どのように」
すべての要素を記述する必要はないかもしれませんが、頭の中でこの点を意識することで、記述問題で何を書くべきか、何か見落としているポイントがないかを確認することができます!
また、記述問題ももちろん知識がないと解くことができないので、知識不足だと感じた場合には、もう一度教科書やノートを確認してみましょう!
資料の読み取りは慣れが重要!
特に地理や公民の分野で出題されることが多いのが資料の読み取りの問題です。
たくさんのデータが並んでいるとどうしても苦手意識を感じてしまう人もいるかもしれませんが、資料の読み取り問題は慣れてくれば得点源にすることができます!
対策法として有効なのが、教科書や資料集に載っているグラフを何度も見てだいたいの特徴をつかむということです!
降水量のグラフや生産量の円グラフの特徴は地域別に整理して覚えておきましょう。
さらに、普段から意識的に資料集のグラフに注意して読み取りの練習をしておくと、模試や入試で見慣れないグラフが出題されたとしても冷静に対処することができます!
3つのポイントを押さえて学年1位を目指そう!
今回は中学の社会を分野別に解説し、そのうえで有効な勉強法を3つ紹介しました。
まとめると、
- 暗記は重要語句を説明できるまで理解する
- 記述問題は5W1Hを意識する
- 資料の読み取りは普段からの慣れが大事
これらを意識すれば、定期テストや入試でも必ず高得点をとることができます!
ぜひ実践してみてください!